セニョールKENT音楽レポート「iTUNES Music Store in Europe」

Vol.9 iTUNES Music Store in Europe
 

私はこの旅にi-potを持ってきています。



そもそも購入したのは旅の出発前。海外モバイル環境を考えている際、その利便性がこのモバイル旅行には必須&BESTと思えたからです。1年以上も旅をすると、その際溜まるデジカメのデータってどうするの?買ったCDって持ち歩くの?と考えてみてください。その点i-potがあればとってもスマートです。デジカメでどんなに重いデータを撮ったって、i-potをハードディスク(HD)として使えばパソコンのHDに無駄に負担をかけないし、CDだって、i-potに入れてっちゃえば、溜まったら日本に送っちゃえばOK。
とまぁ、マック社の回し者のようになってしまいましたが(使っているパソコンは重量の関係でWindowsです。)、実際世界の先進国と呼ばれるような国ではかなり普及&流行っています。

アムステルダムのAPPLE STORE
パリのAPPLE STORE



…して今回原稿まで書こうと思い立った訳は、iTUNES MUSIC STORE (※)がヨーロッパでも遂に開設したからです。i-potに限らず音楽をMP3で持ち運んで聴いているデジタルリスナーもこちらではかなり多いのですが、ヨーロッパでも遂に音楽はデータとしてやり取りされる時代に!著作権に早くから金銭価値をつけていた国々だけに、音楽をビジネスにする方法論も素早く進化しています。旅先で感じることのできた事のひとつです。


マルセイユの新聞には大きく取り上げられていた。


日本のカルチャーは驚くほどに世界に影響を与えていることをNY、そして今ヨーロッパを周遊していて改めて、しみじみ感じています。アニメ・漫画、ファッション、店のスタイル、ゲーム、キャラクターモノ、コギャルなど、今まで長年世界を引っ張ってきたがゆえアイデアが枯渇気味になったヨーロッパの人からすれば、今の日本はアイデアが湯水のように沸き上がっているクールネスの極のように感じている節があるようにも思えます。

今を異国で生きているi-potユーザの私。世界中から"テクノロジーカントリー"と銘打たれている日本。iTUNES MUSIC STOREの日本での実現をいち早い開設を望むとともに、日本の音楽業界が協力して音楽データ環境をより一般にわかり易く整え、その分野でも"クールネスの極"に至りたいものです。


※ 1:知らない人は電気屋さんへGO。
※2:iTUNEにインターネットで" iTUNES MUSIC STORE"からデータを購入できます。これで簡単にデジタルデータで購入した音楽をi-potに入れて音楽が聴けるわけです。


 
 

 

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