Country Report - THAILAND- 2004 December
" タイ THAILAND "
Part 1

■ COUNTRY REPORT "タイ THAILAND"



アフリカ・ケニアからのフライトで初めに降り立ったアジア最初の国はタイ。
ツーリストにとってこれほど快適で便利な国は他に無いといわれる場所、人呼んで「ぬるま湯」。実際今回の旅で我々もここほど何度となくお世話になった国はありませんでした。(実際バンコクを基点にインドへ、カンボジアへ、マレー半島南下、その都度戻ってきては旅立った。)

この旅行以前に、近いが故にいつでも来れる、という思いからなかなか来る機会を得なかった東南アジア。タイも始めての滞在。存分に楽しんだタイ初体験をご紹介します。



タイの魅力といえば、とにかく旅行に便利、ということが一つに言えるでしょう。
世界の旅行者の玄関口バンコクのカオサン通りには無数の安宿があり、旅行社があります。そこでは各種エアチケットはもちろんタイ国内への旅行のアレンジや電車・バスチケット取、アジア各国のビザ取も簡単&ほんの少しの手数料で手に入り、自分で動くよりもかえって安上がり&楽に出来て便利この上なし。

またこの国はあらゆる方面から欲を刺激します。自然、文化、ショッピング、食、マッサージ、その他諸々…。バンコクに降り立ってからタイで何をやろうかと考えると、数々の選択肢があることに驚き、選ぶのに苦労するはずです。
そして物価が安いです。価格は日本の1/5位にも1/10位にも感じます。食事は毎食5皿屋台飯を食べていた私でもトータルで\300〜400!バンコクのように発展した街にいると、この国で何故この物価が成り立つのか、そのアンバランスさが不思議になってきます。





■バンコク BANGKOK

ここが世界中のツーリストの聖地。
どんなタイプのツーリストも飲み込むカオサン通り、旨い飯、安いショッピング、ムエタイ、タイ寺院、水上マーケット、エトセトラ、エトセトラ…。

人によっては「エキサイティング、楽しさ尽きない」。人によっては「クソみたいなところ」。
でもそんな勝手なことを言っているツーリストを全て受け止めているタイの人々がいることを忘れないようにしたいものですね。


便利極まりなし、欲の坩堝、カオサン通りKHAO SAN Road。


サヤーム・スクエアSiam Square周辺。カオサン通りもある意味タイかもしれないが、本当の今のタイを感じるならこちら。大きなピカピカのショッピングモールや映画館、小洒落たショップ、渋滞、屋台。デート、アフター5(死語?)、ショッピングなどを楽しむタイの人々。そこには日本と大差なく発展した、東南アジアの今を感じさせるものがある。


バンコクには大きなワット(寺院)が数多くある。写真は、丁度仏像を修復していた時、リラックスして拝む人、寺院の壁画、街にたくさんある仏像屋、そして王宮諸々。
タイの王様誕生日用に街中がライトアップ、その規模たるや!タイの人々にとって王室は誇りであり、みな敬意を示している。


■チェンマイ CHIANG MAI

タイの古都チェンマイ。我々名付けて「タイの京都」。
そんなこの街の佇まいは、日本人の私達にとってなんとも懐かしく、思わず涙させられる何かがあります。堀に囲まれた旧市街の下町的雰囲気と路地裏の生活風景、そこに生きる人の感じがそう思わせるのかもしれません。
そしてこの街は北部タイ観光の基点となる街でもあります。

部族ツアーやジャングルトレッキング、像乗り、竹イカダ川下り、その他数々のアクティビティが宿や街に多数ある旅行会社から申込めます。

尚、物価はバンコクより更に安めなので、巨大なナイトマーケットでの買い物も大いに楽しむことが出来るのではないでしょうか。

街の風景。街は小さいので、歩き回ってローカルな気分に浸ってみる。日本人には何処か「昭和」を感じさせる景色・雰囲気が街の至る所に。



チェンマイ移動の主役はこれ、ソンテウ。

ピン川の東側のナワラット橋NAWARAT BRIDGEより北、Charoen Rat Road沿いには雰囲気あるバーが並ぶ。そして高級上質なアジアン家具屋も軒を連ねる。


夜の楽しみ、ナイトマーケットにて。ここのマーケットは広大。

チェンマイを代表する寺院、ドイ・ステープとワット・チェディ・ルアンDoi Suthep & Wat Chedi Luang。ドイ・ステープからはチェンマイ市街を一望できる。チェディ・ルアンはその歴史ある建物の風格がある。チェディ・ルアンではお坊さんと話が出来る。


チェンマイには寺院が点在していて、街を散歩して見つけるそれらにふらっと入ってみるのもなかなか気分です。


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